第11回ようぼく保護司研修会
北海道ブロック大会

　天理教保護司連盟主催の立教186年度ようぼく保護司研修会北海道ブロック大会が、11月28～29日、教務支庁及び羽幌分教会を会場に開催された。

　この研修会は、天理教保護司連盟が、ようぼく保護司の更なる資質向上を目指すと共に、全国「全支部に一人以上のようぼく保護司を！」「自立準備ホームの登録教会を増やそう！」を目標・スローガンに掲げて、全国を九ブロックに分け、各ブロック内に呼び掛けをするため平成20年度から各地で開催してきたものである。

　天理教保護司連盟では、国が推進する更生保護活動、犯罪の再犯防止活動の主力となる保護司の活動を、「現代の難渋たすけ」として捉え、信仰者としてひのきしんの態度を持ってこれに取り組むようぼく保護司を一人でも多く増やし、地域や社会へのおたすけ実践にしたいものと考えている。

　今年度は、吉原札幌保護観察所長の講義、釧正分教会、男能富分教会の実践報告、村田社会福祉課長の講義等、大変充実した研修会となった。特に日本アカデミー賞の脚本家久松真一氏の記念講演は、参加者の大いなる好評を博した。また、宿舎となった羽幌分教会では、情報交換会が催され、参加者相互の親睦も深められ、中身の濃い研修会が開催された。

　尚、本大会直後には、八名もの申し出があり、今後、新保護司任命を目指すこととなった。