第５回公開講座開催
天理教学を学ぶ会

　「天理教学を学ぶ会」（荒川善孝代表）では８月２８日、教務支庁大会議室において、第５回公開講座を開催致した。

　講師は天理大学人間学部宗教学科教授の岡田正彦先生（富良野分教会教人）で、
『明治２２年１１月７日　刻限御話』のおさしづから、ひながたを学ぶ をテーマに２時間ご講演を頂き、次いで３０分余り、質疑応答が行われた。奥村教区長はじめ３７名が熱心に受講した。

　本講座は天理教学の成果と、日々の信仰実践を架橋する試みとして発足し、岡田先生には第3回目に続いて、２度目のご出講をお願いした。今回は諭達第４号に原典として唯一引用されている「明治２２年１１月７日刻限御話」のおさしづ全文を、東京における教会本部開設と奈良県への移転、別席制度の確立と教祖五年祭に至る本教の歩みを、明治政府の宗教政策をからめて歴史的背景事情を踏まえた上で、詳細にご解説頂いた。