教務部 新年号あいさつ
今、流れている曲から「幸せのテンプレート」という歌詞が耳に入りました。「幸せのテンプレート」って、どんなテンプレートだろう?と、つい考えてしまいました。思えば私も、教務という御用に携わってから、ずいぶんと長くなりますが常に、テンプレートファイルの作成に思いを寄せていたように思います。なぜなら、法人願書は御本部の承認をいただくと共に、県庁(道庁)、法務局との関わりをもつものであります。そうした時に、一定の書式を作っておけば、繰り返し書類を作成する人にとっては、実に便利なものとなるからであります。
テンプレートを作成するに当たっては、利用する人があまり考えなくても、書類ができることを念頭において作ることが重要となってきます。自分が使うのであれば、少し手を抜いても問題はないが、他人が使うとなると、そうはいかないからであります。
そうしたファイルを作り上げた時は、嬉しくもなりますが、もっと嬉しく感じるのは、他の人が、それを活用し、事が順調に運ぶ時であります。そこが、テンプレートとしての大きな役割だと感じます。
しかしながら、全てにおいて万全というわけには、いきません。時には、バージョンアップが必要な事も出てきます。それには手間暇を惜しんでいては、前には進みません。
いよいよ年祭活動がスタートしました。諭達第四号の中に「・・この50年にわたるひながたこそ、陽気ぐらしへと進むただ一条の道である。」とあります。この道を信じて歩む私たちは、教祖50年のひながたの道が、お手本であります。その親心に添いきり、仕切って進む旬をお与えいただいております。教区教務部一同、この旬の理に相応しい歩みを心がけ、願書のお世話取りはもちろん、そこに心のバージョンアップも目指していきたいものであります。
本年も、教務部の上に、皆様のお力添えを心よりお願いいたします。
教務部長 大野成一