災救隊
支部隊長会議
災害救援ひのきしん隊(三幣敦志隊長)は、3月3日、教務支庁にて支部隊長、スタッフを対象に支部隊長会議を開催し、25名が参加した。
奥村教区長は挨拶で、「能登半島地震について真柱様は、『いまだ成人の鈍い我々に対する厳しいお仕込みである。』と述べられました。北海道教区では、このふしに、【天理教災害救援ひのきしん隊基金】へ寄付金を募ることといたしました。
これは、基金に心をかけることは被災地へのおたすけに心を寄せることです。そのことも実践していただきたい。」と、また「諭達にもございますが、子から孫へと信仰をつなぐために、この寄付金を通じて、家族にも心を寄せる機会を与え、声かけにおつとめ頂きたい。〝ふしを生かす〞努力を実践していただきたい」と話された。
続いて昨年度活動報告、今年度の大きな訓練予定として、6/29〜平時訓練(道東ブロック)、8/
30〜東北・北海道ブロック訓練、11/26〜白川山林整備ひのきしんが発表された。
本部隊からの連絡事項では、2/26教区隊長会議で活動方針と能登半島地震についての活動報告が行われた。出動状況は、都度連絡していたが、この度、支部隊長にも改めて伝えた。・能登半島地震について出動教区隊は、本部隊を含む30教区隊、延べ2千117名2/23現在石川県輪島市、珠洲市、七尾市、
志賀町にて救援活動を実施。
主な作業内容は、炊き出し、給水活動、ブロック塀解体、ブルーシート張り、家財搬出、避難所手伝
い。
今後の出動は、3/19〜第19次隊が予定されている。(3/5現在)
教区隊の連絡事項では、本部隊活動方針を受け、「次代を担う人材の育成と増加」をもとに、三幣隊長は、「若い世代へ災救隊精神をつなぐため、そして、教区スタッフは各役割を担い責任を持って活動して頂きたい。教区隊にとっても、この年祭活動の旬に、次代へ道をつなぐ時旬である」と人材育成と新たなブロックで交流と連携を強化し、支部隊活動の活性化に繋げたいと話した。
ねりあいは、道内に設置された5つのブロック毎に分かれ、ブロック内の支部連携強化や今後の訓練地選出についてねりあいをし、各班とも時間が経つのも忘れるほど充実した話し合いとなった。
事務連絡後の隊長挨拶で、『元旦に発生いたしました能登半島地震。先日、次のような報道を見聞きしました。
― 珠洲市御崎町の北部地区で、地震発生後、津波に襲われました。住宅の大半が倒壊するという大きな被害が出たが、住民は5分以内に避難し、全員無事でした。
地区では、東日本大震災以降、毎年避難訓練を行っており、住民は「奇跡じゃなくて、訓練が生き
た」と振り返っていました。 ―と日頃の訓練の重要性を改めて認識する報道でした。
支部隊での活動を年に1度は、必ず行って頂きたい』『教区長先生がお話しされた通り、心を寄せる行い、被災地へ、そして、親神様、おやさまへの感謝の心を寄せる「ひのきしん」をそれぞれの支部で、実践していただきたい』と隊長が挨拶して散会した。