災救隊　平時訓練　函館で実施

教区災救隊（三幣敦志隊長）では、8月29日、30日の2日間、函館市で平時訓練を実施した。 　29日12時半より隊旗の下で結隊式を行った。その後、コロナ禍を鑑み、教区スタッフを対象とした訓練で、チェーンソー、重機操作、操縦を主とする作業をした。

　また感染症対策やコロナ禍での災害出動も今後想定される事から、その点に留意しての宿泊を伴う3年ぶりの訓練となり、非接触体温計、高原検査キットなども準備し、隊員が発熱した場合の対応なども確認することができた。

　重機操作では、ユンボ、タイヤショベル、ボブキャットの3台を使用して、実際に地面の掘削や土砂の搬送をした。初めて乗る重機操作で、緊張しながらも真剣に取り組むが、思うように出来ずに首を傾けながらという操作場面もあった。

　またチェーンソーを使用して高さ10メートルのニセアカシアとクルミの木5本の伐採をした。 　訓練を通して、多人数での訓練や出動の場合の感染症の対応など今後の課題や問題点もみえてきた。30日正午に解隊式を行い、期間は短かったが有意義な訓練となった。 　　　　（11名参加、のべ20名）