災救隊
南空知支部隊
ボランティア研修会に
災害救援ひのきしん隊南空知支部隊の富山知一隊長は、3月14日、岩見沢広域福祉総合センターにて開催された令和５年度災害ボランティア研修会（岩見沢社会福祉協議会主催）に講師として招かれた。
当日は、富山隊長を含む3名の講師が、岩見沢市災害ボランティア登録者や防災士など、約30名ほどの参加者を前に講演。
ボランティアセンターの役割や被災時の運営内容、また元旦に起こった能登半島地震の被災状況や、具体的な復興活動などについて、資料や写真をもとに、講演が行われた。
その中で富山隊長は、自身が携わった北海道胆振東部地震での活動内容について報告を行っ
た。
講演は、災救隊組織の概略に始まり、倒壊家屋の復旧作業や、現地ボランティアセンター立ち上げに際し困難を極めたこと、そして作業のみならず、被災者のお話に真剣に耳を傾けたために、涙を流すほど喜ばれたことなどの体験談を語り、リアリティー溢れる話に、参加者はときに大きくうなずきながら真剣に耳を傾けていた。
（社友 岩佐善昭）